「プロジェクト:Microsoft Windows 10への対応状況」の版間の差分

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プログラムが対応しているバージョンまで差し戻すため、非常に強力な方法である反面、Windows 10にアップグレード以降に作成したファイルデータを失うリスクもある方法です。
プログラムが対応しているバージョンまで差し戻すため、非常に強力な方法である反面、Windows 10にアップグレード以降に作成したファイルデータを失うリスクもある方法です。


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#前環境に差し戻すため、メーカーから提供されている手段を用いて前環境に差し戻します。自作パソコンをお持ちの方は、インストールメディアを利用します。<span style="color: #ff0000">'''この操作はハードディスクの領域をすべて削除する場合がありますので、必要なデータの退避は絶対に行なってください。'''</span>なお、Windows 10へのアップグレード前までに差し戻した場合(アップグレード直前のスナップショットまで差し戻した場合など)は、3.へ進んでください。
#前環境に差し戻すため、メーカーから提供されている手段を用いて前環境に差し戻します。自作パソコンをお持ちの方は、インストールメディアを利用します。<span style="color: #ff0000">'''この操作はハードディスクの領域をすべて削除する場合がありますので、必要なデータの退避は絶対に行なってください。'''</span>なお、Windows 10へのアップグレード前までに差し戻した場合(アップグレード直前のスナップショットまで差し戻した場合など)は、3.へ進んでください。

2018年3月11日 (日) 21:26時点における版

はじめに

このページでは、現在Atelier YS-54で公開中のすべてのプログラムについて、Windows 10及びそのUpdateに対応しているかを公開するページです。

Windows 10とは?

Microsoft Windows 10の詳細については、米Microsoft社のウェブサイトか、Wikipedia内のページをご覧ください。

Microsoft Windows 10は、現在Microsoftが開発およびリリースしているオペレーティングシステムです。2015年7月29日から1年間に限り、Windows 7からWindows 8.1 Updateを搭載及び適用しているコンピュータについては無償アップグレードの対象となっており、同年9月4日からはパッケージでの販売も開始されました。

Windows 10では"Windows as a Service"(WaaS、サービスとしてのWindows)というコンセプトが導入され、機能の追加及び改善といったオペレーティングシステム自体のアップデートが年2~3回の頻度でWindows Updateを通じて提供されています。

これまでのWindowsは、過去にリリースされたプログラムが上位バージョンのWindowsでも動作するよう、いわゆる互換性が維持されてきました。しかしながら、上述したWaaSの導入により、アップデートを行なった場合、一部のプログラムが正常動作しなくなるケースが発生します。このような場合、そのアップデートを取り消す必要があるかもしれません。また、Windows 7からアップグレードを行なった場合、Windows 8へのアップグレードに対応しているコンピュータでない限り、(それ専用に特化したスペックであることから)オペレーティングシステムを差し戻す方法しか行なえないことがあります。

現時点での対応状況

以下の表は、現在から過去を通じて公開してきたプログラムと、Windows 10の各Updateバージョンの対応状況です。この表内に記載されている事項はあくまでもめやすであり、必ずしもその組み合わせで動作するとは限りませんので、ご注意ください。

無印
(2015年7月29日)
November Update
(2015年11月12日)
Anniversary Update
(2016年8月2日)
Creators Update
(2017年4月11日)
Fall Creators Update
(2017年後半)
SimpleX Light
MiO
僕の夏休み ~友達以上恋人以上~
僕の夏休み2 ~君が遠くなる前に~
僕の夏休み2010 ~20番目の夏~
僕の夏休み3 ~恋セヨ乙女~
ザ! マンパワー!!

凡例

正常に動作します。
検証していません、又は検証できません。
× 正常に動作しません。

正常に動作しないプログラムを動作させるには

プログラムが正常動作しない場合、以下の操作を行なうことで、プログラムが正常動作することがあります。ただし、この操作はすべてのプログラムの正常動作を保証するものではありません。

互換モードを設定する

以下に記載する方法より、現在使用されているアップデートを損なわない手軽な方法です。

各プログラムの取扱説明書には、正常動作しない場合の互換モードの設定方法について記載してあります。この操作を行なうことによって、プログラムが正常動作することがあります。詳細は、各プログラムの取扱説明書の当該セクションをお読みください。

以前のビルドに戻す

以前のビルドで動作したことが分かっている場合に対して、有効な方法です。

  1. スタートボタンをクリックします。
  2. 「設定」をクリックします。
  3. 「更新とセキュリティ」をクリックします。
  4. 「回復」タブをクリックします。
  5. 「PCの起動をカスタマイズする」中の「今すぐ再起動する」ボタンをクリックします。
  6. 「お待ちください」の表示の後、「オプションの選択」画面が表示されます。「トラブルシューティング」ボタンをクリックします。
  7. 「詳細オプション」ボタンをクリックします。
  8. 「以前のビルドに戻す」ボタンをクリックします。この操作を行なうとキャンセル出来ません。
  9. 再起動後、「以前のバージョンのWindowsに復元しています...」という画面が表示されます。再々起動後、ロック画面が表示されます。お使いのユーザーアカウントにサインインして終了となります。

注意

以前のビルドに戻した場合、そのUpdateのメインストリームサポート(又は延長サポート)がすでに終了している場合があります。以下の表は、現在から過去を通じて公開されたUpdateのサポート終了日です。また、お使いのコンピュータによっては以前のビルドに戻せないこともあります。詳しくは、お使いのコンピューターの製造元のサポートページをご確認ください。

無印
(2015年7月29日)
November Update
(2015年11月12日)
Anniversary Update
(2016年8月2日)
Creators Update
(2017年4月11日)
Fall Creators Update
(2017年後半)
メインストリームサポート終了日 2020年10月13日
延長サポート終了日 2025年10月14日

以前使用していたオペレーティングシステムに差し戻す

プログラムが対応しているバージョンまで差し戻すため、非常に強力な方法である反面、Windows 10にアップグレード以降に作成したファイルデータを失うリスクもある方法です。

以下の説明は、再起動を何度も行なうため、本ページを印刷してから行なうことをおすすめします。


  1. 前環境に差し戻すため、メーカーから提供されている手段を用いて前環境に差し戻します。自作パソコンをお持ちの方は、インストールメディアを利用します。この操作はハードディスクの領域をすべて削除する場合がありますので、必要なデータの退避は絶対に行なってください。なお、Windows 10へのアップグレード前までに差し戻した場合(アップグレード直前のスナップショットまで差し戻した場合など)は、3.へ進んでください。
  2. これ以降の説明は、以前使用していたオペレーティングシステムによって異なります。
    • Windows 7の場合
    1. Windows 7 Service Pack 1(KB976932)」及び「Windows 7用更新プログラム(KB3020369)」をMicrosoftのダウンロードセンターよりダウンロードし、適用します(この操作は、2011年後半以降に発売されたコンピュータでは不要です)。「for x64-Based Systems」と有れば64ビット版、無ければ32ビット版ですので、お間違いのないようお願いします。それぞれ完了後は再起動してください。
    2. 差し戻し完了後、以下の操作にはInternet Explorer 11が必要なため、ダウンロードし、更新します。
    3. Windows 7用更新プログラム(KB3138612)」、「Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム(KB3148198)」、「Windows 7 および Windows Server 2008 R2のサービススタックアップデート(KB3020369)」及び「2016年7月版Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1のロールアップ更新プログラム(KB3172605)」をMicrosoftのダウンロードセンターよりダウンロードし、適用します。それぞれ完了後は再起動してください。
    4. Internet Explorer 11を利用して、Microsoft Updateカタログのウェブサイトを開き、入力ボックスに「KB3125574」と入力し、検索します。表示された結果の中から、更新プログラムをバスケットに追加し、「バスケットの表示」リンクをクリックします。「ダウンロード」ボタンをクリックすると、新しいウィンドウが開き、ダウンロード先を指定するよう求められますので、ローカルドライブ上の適当な場所(デスクトップなど)を指定し、「続行」ボタンをクリックします。ダウンロード完了後、実行し、適用します(この操作には時間がかかりますので、余裕を持って行なってください)。完了後は再起動してください。
    • Windows 8の場合
    1. Windows Updateを使用し、現在までに公開されている「8.1 Update」まで適用します。それぞれ完了後は再起動してください。
    2. 引き続きWindows Updateを使用し、「お使いのPCは最新の状態です」と表示されるまで、更新プログラムを適用します(大抵、一回の操作ですべてリストアップされます)。それぞれ完了後は再起動してください。
  3. すでにWindows Updateの表示が「Windows 10へのアップグレードを利用できます」となっている場合、このままではWindows Update自体が利用できないため、トラブルシューティングツール「Upgrade Later」をダウンロードし、実行します。2つの選択肢が表示されたら「Upgrade Later」をクリックしてください。完了後は再起動してください。
  4. この説明は、以前使用していたオペレーティングシステムによって異なります。
  5. 以下の操作は非常に危険なため、説明を読んで理解できない場合はコンピュータの管理者に任せるか、絶対に行なわないことをおすすめします。間違った操作を行なった場合、Windowsが起動しないことがありえます。
    「スタート」ボタンをクリックし、「プログラムとファイルの検索」入力ボックスに「regedit」と入力し、レジストリエディタを起動します(ユーザーアカウント制御が有効な場合は「はい」ボタンをクリックしますが、コンピュータの管理者が別にいる場合はパスワードが必要となる場合があります)。起動後、HKEY_LOCAL_MACHINEの中のSOFTWARE\Policies\Microsoft\Windowsを探し、以下のキーと値を追加します(カッコ内の文は説明書きにつき、含めて入力しないでください)。追加後はレジストリエディタを終了し、念のためコンピュータを再起動して、Windowsが問題なく起動できるか確認してください。
    • キー
      WindowsUpdate(←スペースを入れないこと)

    • DWORD(32ビット)値(←32ビット機・64ビット機共通)
    • 値の名前
      DisableOSUpgrade(←スペースを入れないこと)
    • 値のデータ
      1(←「Windows 10へのアップグレードを禁止する」の意)
    • 表記
      16進数(←変更しないこと)
  6. 「スタート」ボタンをクリックし、「コントロールパネル」をクリックします。「システムとセキュリティ」をクリックし、「管理ツール」をクリックします。新しいウィンドウが開いたら「タスクスケジューラ」をクリックし、「タスクスケジューラライブラリ」の中のMicrosoft\Windows\Setup\gwxを探します。4つのスケジューラが登録されているので、すべて選択し、右クリックして「無効」をクリックします。
  7. 「コンピューター」を開き、「C」ドライブを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。ディスクの使用量を示す円グラフの隣にある「ディスクのクリーンアップ」ボタンをクリックすると、システム内のスキャンが行なわれます。ディスククリーンアップが起動したら、その中の「システムファイルのクリーンアップ」ボタンをクリックします。システム内の再スキャン後、「一時Windowsインストールファイル」及び「Windows Updateのクリーンアップ」チェックボックスにチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。次のダイアログウィンドウの「ファイルの削除」ボタンをクリックすると、Wndows 10へのアップグレードに必要なファイル群はすべて削除されます。

Atelier YS-54からのお願い

Updateは最新のコンピュータから随時配信されていきますので、古いコンピュータでの不要不急の適用はお控えいただきますよう、併せてお願いします。

出典及び外部リンク

本ページの作成に当たり、以下のリンクを参考にしました。また、詳しい情報もこちらからご覧いただけます。